A War Tales of the General named "El-raine"〜とある戦記〜(25)


エルレーン「と、いうわけで…シナリオ『官渡の戦い』、無事終了ですー!」
車弁慶「ああ、良く頑張ったな!」
キャプテン・ラグナ「それでは、また転生しなおしですね」
キャプテン・ルーガ「次は何処に参りましょうか?」
エルレーン「ん、っとお…」
神隼人「…次は、あの宝剣の親父はいないぞ…」
巴武蔵「ああ、袁紹さんね。ま、今回のシナリオで十分貢いだからもういいんじゃねえの?」
流竜馬「新シナリオ『赤壁大戦』は、その名のごとく『赤壁の戦い』の時代ですからね」
鉄甲鬼「え、袁紹軍は、その頃はもう滅びている…という設定なのですね」
ブロッケン伯爵「うむ、諸行無常を感じるな!」
エルレーン「それなんだけど…ど、何処に行ったらいいのかなぁ?」
神隼人「…今度は、三勢力」
車弁慶「劉備、曹操、孫権の三軍か」
キャプテン・ラグナ「まさに『三国志』といったところですね」
巴武蔵「初期配置じゃあ、まだ出てない無双武将もたくさんいるみたいだな」
キャプテン・ルーガ「そうですね。『赤壁』と言えば…の、諸葛亮殿もまだいないようですし」
流竜馬「せっかくですし、呉の君主・孫権殿に仕えてみては?」
鉄甲鬼「い、いや、同じ呉なら同じ女性の無双武将もいることですし…小喬殿は?」
ブロッケン伯爵「曹操軍の夏侯惇もなかなかの武人だぞ!」
エルレーン「う、う〜ん…む、難しいなあ」
車弁慶「何だ、今回は目当ての武将がおらんのか?」
キャプテン・ラグナ「ふーむ…それだと、決めるのは大変そうですね?」
神隼人「…あみだくじで、決める…」
巴武蔵「…いや、そりゃさすがに適当すぎるだろ」
流竜馬「そうですね、もうちょっと思い入れと言うものが欲しいですね」
キャプテン・ルーガ「そこで、私…こんなものをご用意しました」
ブロッケン伯爵「え?」
鉄甲鬼「な、何ですか?」
エルレーン「…ぽーとれえと(肖像画)??」
車弁慶「無双武将の…こんなもの、一体どうしろと?」
キャプテン・ルーガ「決め手がないなら、後は第一印象で決めてしまうほかないでしょう…
…要するに、カオで」
車弁慶「な?!…き、キャプテン・ルーガ!お、お前はそういう…」
キャプテン・ラグナ「…結構、割り切った方ですよね」
キャプテン・ルーガ「そんなに褒められると照れますね。ではエルレーン様、どうぞ」
車弁慶(…別に、ちっとも褒めてはおらんのだが…)
神隼人「…劉備軍のものに…」
巴武蔵「曹操軍の武将」
流竜馬「そして孫権軍…」
ブロッケン伯爵「うーむ、思ったより」
鉄甲鬼「こ、これはたくさんありますねえ」
エルレーン「…!こ、これ!…誰?!」
車弁慶「ああ、これは…」
神隼人「……誰?」
巴武蔵「…えっと、俺もここまで出掛かってるんだけどなあー!」
キャプテン・ラグナ「…これは、…ふむ、確か」
鉄甲鬼「た…た…」
キャプテン・ルーガ「これは、孫権軍の太史慈様ですね」
流竜馬「ああ、そうだ!太史慈殿だ!」
ブロッケン伯爵「うむー、地味すぎてつい名を忘れてしまっ…」
エルレーン「か、…格好いい…ッ!!」
一同『え、えええええッ?!』
エルレーン「やあっ、素敵ぃッ…
す、すごい凛々しい…!(うっとり(ノ´∀`*))」
流竜馬(…意外と)
巴武蔵(趣味がアレだな…)
車弁慶「…(゚Д゚#)イラッ」

エルレーン「わ、私!この人についていきますぅ!太史慈様にお仕えしますぅ!」
キャプテン・ラグナ「で、では、決まりですね」
鉄甲鬼「あ、あはは、い、意外ですけど…ま、まあ、いい選択では?」
ブロッケン伯爵「そうだな、人格者…らしい、しな!」
エルレーン「ねえねえキャプテン・ルーガ!こ、このぽーとれいと…も、もらっていい?」
キャプテン・ルーガ「ええ、もちろん」
エルレーン「わあー!ありがとうー!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ」
車弁慶「…(゚Д゚#)イライラッ」


エルレーン「?…ど、どうしたの、弁慶先生?何か怖い顔してるけど(・∀・;)」
車弁慶「…別に、何も(゚Д゚#)!」

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