A War Tales of the General named "El-raine"〜とある戦記〜(17)


「小説・ギルドイベント『司馬姫連合“秋”の大演習会』(3)」

<袁紹甲軍 エルレーン 鬼神のごとき活躍で兵糧庫を奪取!>
<袁紹乙軍の兵糧庫陥落! 袁紹乙軍の士気低下>




「?!」
出し抜けに渡っていった知らせに誰よりも驚嘆し、
唐突に駆けていった報せに誰よりも落胆したのは―
「な…」
ギルド「司馬姫連合」がギルドマスター、
「何ですってぇッ?!」
宝剣使いの司馬姫!
迂闊であった。胡乱であった。
拠点争いを繰り広げる中で、その接戦を勝ち取るために有用な一手段…
すなわち、勢を変える。
一般兵たちを高揚させ、戦況を大きく変える…
それが「敵方の兵糧庫奪取」であることは自明の理であったのに!
まさか、あの…(身体の一部が)貧相な小娘にやってのけられるとは!
はらわたが煮えくり返る。憤激が沸き返る。
だが、彼女には切歯扼腕している暇などない。
…何故なら。
「好機、ですね」
静かなる竜巻が、もうそこに迫ってきている。


「はん、ちょうどいいカンジじゃない!」
「ぐ、くっ!」
一方の、鉄槍使いと長棍使いの一騎打ち―
大上段から振り下ろされた重い重い一撃を、夏侯邦は何とか受け止めきった。
一体何合、己の得物どうしを打ち合わせたことだろう。
数合、数十合、数百合…いや、もっとなのか?
「あんた、なかなかしつこいねぇ!そういうの、嫌いじゃないけど…」
ひそめられた蛾眉は、彼女の苛立ちを表すかのよう。
ここでとどまっていても仕方ない、戦況を更に有利にすべく彼女は大きく動いた!
放つ気迫は、まるで獣の咆哮がごとく…
そう、無数の槍撃、無双乱舞!
「はあああああああッ!」
「…う、うわああああッ!」
放たれた強撃は、夏侯邦を穿つ!
絶叫を上げて吹っ飛び、地面に激しく叩きつけられる長棍使い。
その姿に一瞥をくれ、
「ちょっと、今は場違いだね!」
そんな言葉だけ残して、拠点を奪うためフェンネルは駆け出そうとした―
が、その瞬間!
「…!」
反射的に、反転し。
そして、龍騎尖を突き出した―
凄まじい衝撃が、鉄槍を伝わり彼女の手を震わせる。
鉄槍が受け止めたのは…しとめたはずの長棍使いの、反撃の一迅!
「…?!」
「ま、負けません!」
かなり痛めつけられたはずにもかかわらず、彼の顔からは戦いへの意志が満ち溢れている。
どうやら、この若武者からは簡単に逃れられないようだ―!
「くく、っ」
にやり、と、笑む。
妖艶な赤い唇が、様々な感情を混ぜ込んだ声音で、なおさらに美しく蠢く…!
「あんたぁ、本当にいい根性してるじゃないかッ!」


「く、ま、まずいかッ!」
「たあッ!」
「ぬ…?!」
司馬けんの顔からは、既に余裕の笑みなど消え去っていた。
自身よりもかなり素早い双剣使い・冷羽の攻撃は、まるで蝶か蜂のよう。
打っては退り、斬っては逃げ…
こちらの戦盤の攻撃によってそれは容易く打ち払えるものの、それでも決して自分を逃がそうとはしない彼女の猛攻によって、彼は足止めを喰らっていた。
「あなたの相手は私ですッ!もう、拠点にはいかせません!」
「くう、ちょこまかと…!」
勢が動いた以上、拠点取りは明らかに袁紹甲軍に分がある。
仲間の応援に向かいたくとも、この美麗なる蝶を倒さねば、それすらかなわない…!
司馬けんは、それでも耐えることなく攻撃を撃ち込み続ける、
大地を揺らす衝撃で、軽やかな蝶を捕らえんと…!
「うおおおおおーーーッッ!」
「はッ!」
だが空を舞う故に蝶は蝶、そうそうとその手に落ちはしない。
そして切り結ばれる幾合もの攻撃!
彼らの戦いもまた、互角。
互角ゆえに、その終結は何処まで行っても見えてこない…!


「な、何よ!まさかいきなり、あんな…!」
動転した己の心の像を無理やりに押さえつけながら、曹文命は己の多節鞭を振るう。
そしてその鞭が最後の一人を倒した時…


<袁紹乙軍 曹文命の活躍により袁紹甲軍の拠点を奪取!>


その拠点は、まさしく彼女のものとなる!
だが、その喜びと達成感に浸っている余地など、ありはしなかった。
「!」
「ていッ!」
ためらいすらせず飛び込んできた、閃く剣撃。
その凶悪なる影を―
「く…!」
横に、大きく跳んで避ける。
そう、その影は…
「ようやく、ご推参…ってわけ?!」
「…ッ!」
偃月刀使い・車弁慶を従え、拠点争いへと復帰した…宝剣使いのエルレーン!
愛らしい顔を似合わぬほどの気迫に染め、エルレーンを険しくねめつける曹文命。
エルレーンもまた己の真覇道剣を構え、彼女を直ぐににらみつける…
まさしく、
一触即発。
そして、その空気を激しく引き裂いたのは―
「兵糧庫を落としたからって、いい気になるんじゃないわよッ!」
「きゃ、ああッ?!」
悲鳴!
電撃のように身体を貫いたそれを、エルレーンは初め「痛覚」だとすら感じられなかった。
目にも止まらぬほどの速度で襲い掛かる多節鞭の一撃は、相手の視界からは見えぬ角度からも襲ってくる…
唐突に背中をしたたかに打ち据えたそれを、彼女は防ぎきれなかった。
どう、と、地面に倒れ。
苦痛に顔をゆがめる少女を、更なる攻撃が襲う…!
しかし。
その寸前に、彼が動いた―!


「…危ない、エルレーン!」


多節鞭の猛攻が彼女を捉えるその一瞬を先んじて、
エルレーンの前に立ちはだかった影は、己の偃月刀を構え―
「?!」
「べ、弁慶先生ッ?!」
襲い掛かる敵の牙を受け止める!
だが凄まじき高速で放たれた曹文命の攻撃は、彼の肉体を傷つけ傷つけ傷つけ、
そして、最後に…強烈な風圧を持って、彼の巨体ごと吹き飛ばす!
「ぐう…ッ!」
鮮烈に刻み込まれた一撃は、破壊的な激痛をもってして戦士の精神と身体の両方を砕く。
車弁慶は抗いきれず、凶暴なる勢いで薙ぎ倒され―その勢いのまま、拠点の壁に叩きつけられる!
「…!」
「べ、弁慶先生!弁慶先生…!」
厳格な偃月刀使いの表情が、苦悶に歪む。
そのまま、立ち上がることもあたわず、彼はゆっくりと大地にくずおれた…!
少女の顔が、色を失った。
慌てて駆けつけ、抱き起こそうとするも…彼の負った傷は、決して浅くはなく。
苦しげな荒い呼吸の中で、それでも彼はエルレーンに向かいこう命じるのだ…!
「お、俺に…かまうな、早く、あいつを…ッ!」
「…〜〜ッッ!」
刹那。
透明な瞳が、揺らぐ。
大切な者を傷つけられた痛撃が、彼女を一人の修羅に変える。
立ち上がる。面を上げる。
そこにありありと浮かんでいたのは、紛れもない悪鬼の激怒…!
「よくも、弁慶先生をッ!」
「次はあなたの番よ!覚悟しなさいッ!」
沸騰する怒りに、透明な瞳が張り詰める。
曹文命もまた、それに応じ…叫ぶ。
彼女たちが次に動いたのは…奇妙なことに、ほぼ同時!


「うあああああああーーーッ!」
「…ってええええーーーーい!」
己の武力の限界を突破するかのごとく、彼女たちは解き放つ…
それこそが奥義、無双乱舞!


(く…互角、ッ?!)
多節鞭の軌道が、宝剣の軌道と、ぶつかる。
はじき返される。切りかかる。
相互に放つ無双乱舞は、その威力をもってして互いの奥義を打ち消しあう。
…どちらの集中力が、先に切れるか。
その一刹那に、全てが決まる。
(でも…)
左腕に、激痛が走る。
唇を噛む。軽症だ。痛い。いや痛くない。
こらえろ、今は、今は、こらえるんだ。
斬撃を、斬撃を、繰り出し続ける。
闘え、戦え、戦うんだ、
いたい、いたい、痛い、痛くない、痛くない、
だって、あの人は―
もっとひどい目にあいながら、自分を救ってくれたじゃないか!!


(…弁慶先生!)


「…まだまだああああああッッ!!」
「?!」
振り絞られた絶叫。空を震わす絶叫。
同時に―
少女の握る真覇道剣が、新たな気迫に燃え上がる!
エルレーンの雄叫びに、多節鞭の少女は…一瞬、ほんの一瞬だが、たしかに怖じた。
その時生まれた、軌道の隙間―
わずかなわずかなその間隙に、エルレーンは全てを賭けた!
振り抜く、力の限り、
振り抜く、魂の限り!
そして、
その渾身の一撃が…ついに、敵自身を捕らえた!
「き、きゃああーーーーーーーーッ?!」
勢いのあまり、曹文命を拠点外へと吹っ飛ばす、
そして四人の拠点兵長たちをも―!


<袁紹甲軍 エルレーンの活躍により袁紹乙軍の拠点を奪取!>


「ち…っ、ひるむな!何としてでも、この拠点を守るのよ!」
司馬姫の命令が、拠点内に響き渡る。
しかしながら、ただでさえ兵糧庫が奪われたことに兵たちは動じてしまっている…
彼女の激も、むなしくこだまを返すだけ。
そして―
「!」
そのような機を逃すような無能な将など…いない。
龍騎尖の切っ先は、白銀の線を描いていく。
殺気を込めた一本の線が、貫く相手を求め空を奔る。
どよめく諸将。轟く雑兵。
「残念ながら、それは無理なようですね」
「な…」
「勢は…既に動いたようですから!」
龍をも貫く太郎の一撃が、拠点兵たちに向けて繰り出される…!


<袁紹甲軍 太郎の活躍により袁紹乙軍の拠点を奪取!>


「?!…な、何?!」
「…!」
またもや、戦場を駆け抜ける報。
それを耳にした瞬間、夏侯邦の表情に驚愕がありありと浮き出る―
と、その刹那。
同時に、彼の集中もまた途切れたのを、注意深い女豹は決して見逃さなかった!
躍動。飛翔。
滑空。疾走。
真白き戦衣装に身を包んだ美しき獣が、宙を舞った―!
「あ、あッ?!」
「うふふ、じゃあねぇ色男さん…あんたと戦(や)るのも、悪くはないけど」
出し抜かれた。
それに気づいた時には、敵将は既に遠くまで駆け去ってしまっていた。
不意を突かれた長棍使いが急いで追走するも、もう遅い。
彼方までその俊足で走り抜けたフェンネルは、つややかなそして壮烈な笑みをたたえたまま。
拠点に入り込み、たった一瞬で勝負を決する!
「ここらで一気に、決めときたいからねッ!」


<袁紹甲軍 フェンネルの活躍により袁紹乙軍の拠点を奪取!>


「く、くそッ!」
戦盤を振るう司馬けんの顔に、苦悶の汗が伝っていく。
ほんの少しまでは、こちらが圧倒的に優勢を誇っていたにもかかわらず。
最早、残された時軍拠点はひとつだけ…
そう。
彼が守る、その拠点しか…!
「この拠点!この拠点だけは…ッ!」
「…!」
何とか双剣使いの冷羽を退けんと、繰り出される戦盤の衝撃。
それを注意深くひらりひらりと避けながら、しかしながら彼女の狙いは研ぎ澄まされていた…
重い戦盤、少しの休みもなく振るい続ければ。
どんな頑健な大男ですら、その筋肉は疲労する。
その時は、必ず来る。
疲れきったその肉体が悲鳴を上げ、放つ攻撃が―
「と、通さぬぞ、お前だけは、お前だけはッ」
その精緻さを失い、獲物を失う時!
「…遅い、です!」
「な、あッ?!」
司馬けんの声帯が、ひきつれた悲鳴を上げた。
突如。
冷羽の姿が、消失した―
いや、違う。
隠し持っていたその力をもってして彼女は全力疾走したのだ、
司馬けんの巨体をかわしすり抜け突き放し、
泡を喰い狙いもつけず飛び掛ってくる雑兵どもも物とせず、
残った最後一つの拠点に入り込むや否や、
「これで…」
その一対の双剣、その両方に闘気を乗せて、
…一挙に、放つ!
「決まりです―!」
双剣使いの一閃は、何より速く空を裂く。
さえぎる拠点兵長どもなど、初めからそこに存在していなかったごとくに―!


<袁紹甲軍 冷羽の活躍により袁紹乙軍の拠点を奪取!>
<袁紹甲軍 拠点完全制圧により見事に勝利!>




「…」
「…なかなかの好試合でしたね」
戦いすんで、日も暮れて。
夕刻の戦場に、再び対面する互いのギルドマスター。
「く…悔しいけど、負けを認めざるを得ないわ」
さすがに、敗北を喫した誇り高き司馬姫は悔しさを隠そうとはしなかったが。
しかしながら、相互の持てる力、連携の力を全て出し切って戦ったその後に残るのは、わだかまりなどではない。
それはむしろ、さっぱりした感慨のようなものだった。
「いやまったく、お前たちの技量には度肝を抜かれたぞ!」
「あの連携には驚かされたわ…!」
「いえ、こちらこそ、よい機会を得られました。礼を言わせて下さい」
司馬けん、曹文命も、感嘆したかのような表情でそう告げた。
温厚な笑顔で応じる太郎に、フェンネルや冷羽も和す。
「あんたたちもなかなかよかったわよ…十分、楽しめたわ」
「また洛陽に来られた際には、是非再戦致しましょう!」
…と。
もう一人のギルドメンバーは、何やら相手方のマスター…同じ宝剣使いの司馬姫に視線をやっている。
「…」
「…?」
エルレーンの視線にさらされていることに気づき、司馬姫が顧みる。
少女は、無言。
無言のままで…
「…」
「…」
彼女の頭からはじまり、ゆっくりと下がっていく。
まるで、品定めするがごとく…
そして。
その視線が胸まできたところで止まって、
人並み…いや、正直、それよりか遥かに豊満な胸まできたところで止まって、


「…ふ、ふふん!」
「?!」


…今度はエルレーンが、思いっきり鼻を鳴らした。
同時に、何故か胸を張る。
武闘軽甲の前を跳ね飛ばすどころか、小さくおとなしくその中にまとまった…その、胸を。
その行為の意図は明らかだ。
何たる仕返し、何たる意趣返し。
司馬姫の美貌は見る見るうちに真っ赤に染まり、だがしかし敗北した以上ろくに言い返すことも出来ずに…
「お…覚えてらっしゃいッ!」
悔し紛れにそう怒鳴りつける。
「?!ど、どうしたの、司馬姫?!」
「何じゃ急に怒り出して?!わけわからんのう!」
「な、な、何でもないわよ!」
突然に大声を上げたギルドマスターに、曹文命たちは目を白黒させるばかりだ。
なおさら赤い顔で金切り声を上げる彼女に、二人は顔を見合わせている…
その時だった。
「あの…」
「!」
ぎゃあぎゃあと騒がしくなった仲間たちをほうっておいて。
涼やかな声が、宝剣使いの少女に呼びかけた。
見れば、そこには長棍使いの青年、夏侯邦。
夕日に照らされる彼の端正な姿は、浮かべているさわやかな笑顔とあいまって、実に魅力的。
その魅力的な笑顔をもってして、彼は言うのだ―
「兵糧庫の急襲、実に鮮やかでした!あなたは有能な宝剣使いですね…!」
「…!」
そして、また、にこっ…と笑いかける。
男らしさと凛々しさとやさしさと力強さと美しさの同居した笑顔…
思わぬ相手からの賞賛の言葉に浮かれ上がるエルレーン。
だが、彼女の頬が今薔薇色に染まっているのはそのためだけではないし、決してこの夕焼けのせいだけでもない。
「い、いや、わ、私なんて、そ、そんな…」
昂ぶる鼓動、うるむ瞳を両手で覆い隠し、照れまくる。
彼の端然とした視線にさらされることも耐えがたいのか、かすかに身をよじらせる…
そんな彼女の様子に、
「…ふっふ〜ん」
フェンネルや冷羽も気づき…
エルレーンのそばにより、そっと、小声で、こんなことをたき付けだす。
「!」
「ねえねえ、あんたあの子に気に入られたんじゃな〜い?
てゆうか、あんたが気に入った…ってカンジ?」
「そ、そんな…」
「あぁら、真っ赤。ああゆう真っ正直な凛々しい美青年…ってのがあんたのお好み?」
「う、うあ、ち、ちが、」
必死に否定するも、こんなにまで赤くなりどぎまぎした風を見れば、誰だってわかる。
事実、彼の整った造作は好みの範疇らしく…困惑しながらも、浮き足立っていることは否定できない。
「とっととツバつけとけば?ほら、これも何かの縁かもしれないし」
「いいじゃないですか!今のうちに書簡のやり取りでも約束しとけば…」
「だ、だ、駄目ですぅ!そ、そんなんじゃないから、ほんとぉに…!」
小声で、そのようなことをわきゃわきゃ言い合う三人。
それを、少し離れたところから―
「…」
そんなエルレーンの副将が一人、偃月刀使いの車弁慶が見ていた。
彼が浮かべている険しい憮然とした表情を見れば、その心中も用意に計り知れるというものだ。
しかし、そんな彼に近寄り、
「…」
「な…何だ」
ぽん、と、軽く肩をたたく影。
振り返れば、太郎が…やはり、穏やかで静かな微笑を崩さないままに、ゆっくりとうなずいてこう言った。
「大変ですよね、あなたも」
「…?!」
そうして、まるで初めからそれを見透かしていたかのような口調で…続ける。


「でも、そのうちきっとその真摯な気持ちが伝わる時が来ますよ…頑張って下さいね」
「…ッ!」


果たしてそれは的中か、それとも彼の思い過ごしか。
そのどちらかはわからない、偃月刀使いにしかわからない―
が。
ただ、描写を一つ付け加えるとするならば…


「な、何も俺が『頑張る』ことなどないわ!別に、何も…!」


そう嘯(うそぶ)きながら肩を怒らせ、ずんずんとたった一人戦場を去って行かんとする、偃月刀使いのその顔は。
やはり、夕日のせいには出来ないくらい真っ赤に染まっていた―


ギルドイベント『司馬姫連合“秋”の大演習会』
袁紹軍第一戦(太郎.弘農・フェンネル.東菜・冷羽.呉・エルレーン.河内) 勝利

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