お絵かき掲示板アワー
「な、No.0は…No.0は、月が、好きで! チョコレートが、好きで… やさしく笑う、女の子だったもんッ! …な、No.0はアタイの『トモダチ』なんだ!… 『トモダチ』を助けたいっていうのが、 どうしてダメなのさッ…?!」
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「…だから、」 彼女の表情が…その刹那、一変した。 そのリョウのクローンは、にこりともせずに… まったく真顔で、冷静に言い放った。 「俺のために死んでよ、…『おかあさん』?」 第三十九章・ |
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「うふふ…だったら、その前に」 少女は、天を仰いだ。 「…俺、やらなきゃいけないことが、 …どうしても、やりたいことがあるんだ。 …だから、ちょっとだけ…待っててくれよ、な」 第五十二章 |
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「俺…お前らに、会えて、…よかった。 …お前らのおかげで、俺、信じられた… 『人間』が、やさしい… 本当はやさしいイキモノだって、信じられた…!」 「エルシオン…!」 「ティファ。ガロード。ジロン。チル。…忘れないで」 「な…何をだよ?!」 「俺が、いたこと」 「…!」 「それだけで、いいんだ。 俺が、確かに、生きていたってこと…忘れないで」 「忘れない!忘れないよ、エルシオン…!」 「忘れるもんか!…忘れられるもんか!」 第五十三章・ Forget-Me-Not(「私を忘れないで」) より。 |
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『…ありがとう、お前ら…忘れない!』 さよなら、No.0…エルシオンさん記念。 |